Pythonの`round()`関数を使用して数値を四捨五入する方法について解説します。

round()関数の基本的な使い方

`round()`関数は、数値を指定した小数点以下の桁数で四捨五入するために使用します。

# 基本的な使い方
print(round(3.14))  # 出力: 3
print(round(3.8))   # 出力: 4

小数点以下の桁数を指定する

第2引数に小数点以下の桁数を指定することができます。

# 小数点第2位で四捨五入
print(round(3.14159, 2))  # 出力: 3.14
print(round(3.14789, 2))  # 出力: 3.15

round()関数の注意点

偶数丸めについて

Pythonの`round()`関数は、数値が中間値(5)の場合、最も近い偶数に丸められます。

print(round(2.5))  # 出力: 2
print(round(3.5))  # 出力: 4

浮動小数点数の誤差

浮動小数点数の計算では、誤差が発生する可能性があります。

print(round(2.675, 2))  # 期待値: 2.68, 実際の出力: 2.67

代替手段

より厳密な四捨五入が必要な場合は、`decimal`モジュールを使用することをおすすめします。

from decimal import Decimal, ROUND_HALF_UP

# decimalモジュールを使用した四捨五入
print(Decimal('2.675').quantize(Decimal('0.01'), rounding=ROUND_HALF_UP))  # 出力: 2.68

まとめ

  • `round()`関数は数値の四捨五入に使用
  • 第2引数で小数点以下の桁数を指定可能
  • 中間値の場合は偶数丸めが適用される
  • 厳密な四捨五入には`decimal`モジュールを使用

以上が`round()`関数の基本的な使い方と注意点です。数値計算の要件に応じて、適切な方法を選択してください。