溶接の職務経歴書
テンプレート・例文
溶接の職務経歴書では、対応できる溶接法(TIG・半自動・被覆アークなど)と材質・板厚の範囲、扱った製品や構造物の種類を最初に示し、どの工程をどこまで一人で担っていたかを書き分けます。あわせて溶接技能者資格や特別教育の修了状況、検査への対応経験を添えると、受け入れ側が任せられる仕事の範囲を判断しやすくなります。
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溶接は同じ職種名でも、扱う材質・板厚・製品が変わると求められる技能が異なります。そのため書類では「何を溶接してきたか」を先に置き、その裏づけとして溶接法・姿勢・資格・検査対応を並べる構成が読みやすくなります。単独作業が多い職場でも、段取りや検査の準備、後輩への指導など周囲と関わる場面を一つ入れると、仕事の進め方が伝わります。
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溶接の職務経歴書 書き方のポイント
- 1溶接法ごとに、対応材質(炭素鋼・ステンレス・アルミ等)と板厚範囲、姿勢(下向・立向・横向など)を組み合わせて書くと、任せられる作業が具体的に伝わります。
- 2建築鉄骨、タンク、配管、機械部品など製品・構造物の種類と、自分が担当した工程(開先加工・仮組み・本溶接・仕上げ)を区別して記載します。
- 3溶接技能者資格は種別と記号、基本級・専門級を正確に書き、外観検査やUT・RT検査への対応経験があれば併せて示します。
溶接の職務経歴書を書く手順
1. 勤務先・期間・担当範囲を整理する
勤務先ごとに、在籍期間、事業内容、配属先と、溶接として担当した業務を整理します。特に「溶接法ごとに、対応材質(炭素鋼・ステンレス・アルミ等)と板厚範囲、姿勢(下向・立向・横向など)を組み合わせて書くと、任せられる作業が具体的に伝わります。」という点を意識し、自分が担当した範囲を明確にしましょう。
2. 業務での工夫と成果を具体化する
実績は、どの製品・工程を担当していたか、集計した期間と件数の出所(社内検査記録、日報、手直し伝票など)を確認してから書きます。不良率や時間を数値で出せない場合は、「初物案件で試験片を作り条件を決めてから本溶接に入るようにした」「立向の溶接を任されるようになり、柱の現場溶接を◯名体制で担当した」のように、任された範囲の広がりや手順の改善として表現できます。
3. 職務要約と自己PRにまとめる
職務要約は、経験した職種・業務、経験年数、強みを3〜4文を目安にまとめます。自己PRでは、溶接としての強みを1つ選び、具体的な行動・結果・応募先での活かし方につなげます。下の例文を、自分の経験と応募先の仕事内容に合わせて調整してください。
4. 応募先に合わせて確認・出力する
求人票と照らし合わせて、求められる業務に関係する経験が伝わる順に整えます。年月・数値・資格名・誤字を確認し、例文の仮の表記が残っていないか見直します。応募先に指定の書式がある場合はその指定に従ってください。
掲載内容は架空の経歴を使った記入例です。社名・在籍期間・担当業務・実績の数値・資格を、実際の経験に合わせて書き換えてください。経験していない業務や取得していない資格は削除してください。
溶接の職務要約 例文
職務要約では、勤務先の製品分野(鉄骨、圧力容器、配管、輸送機器、機械部品など)、経験年数、主に使った溶接法と材質・板厚、担当していた工程の範囲を確認します。量産ラインか一品物の製缶かで求められる力が違うため、どちらに近い現場だったかも一言添えると具体的になります。
建築鉄骨とプラント機器を扱う製缶メーカーで◯年間、溶接業務に従事しています。炭素鋼のCO2半自動溶接(板厚6〜25mm)とステンレスのTIG溶接(板厚1.5〜6mm)を主に担当し、罫書き・開先加工・仮組みから外観検査までを一貫して受け持っています。図面から溶接記号と脚長を確認して溶接条件を選び、UT・RT検査に立ち会って結果を次の施工に反映させる進め方を続けてきました。
溶接の自己PR 例文
例文では「溶接条件を記録し共有した」行動を軸にしています。自分の場合は、難しい姿勢や薄板のひずみ対策を工夫した経験、初物の試験片で条件を出した経験、検査不合格の原因を探って再発を防いだ経験などに置き換えると書きやすいです。最後の一文は、応募先の製品や材質に触れながら、その強みをどう使うかで結びます。
溶接条件を記録として残し、誰が作業しても同じ品質になる状態をつくることが私の強みです。前職では品種ごとに電流・電圧・速度・積層順をまとめた条件表を整備し、試験片で確認したうえで現場に展開した結果、手直し件数が月◯件から◯件に減りました。貴社でも新しい材質や板厚の案件に入る際には条件の記録と共有を進め、若手が安定して仕上げられる体制づくりに貢献したいと考えています。
溶接の職務経歴 記入例(担当業務・実績・スキル)
担当した業務の範囲と、工夫・成果が伝わるように自分の経験に置き換えましょう。
- 事業内容・在籍期間
- 建築鉄骨・プラント機器を製造する製缶メーカー(従業員◯名、溶接工◯名体制)(20XX年4月 〜 現在)
- 担当業務の記入例
- 建築鉄骨の柱・梁の組立溶接(CO2半自動溶接、板厚6〜25mm、下向・立向)
- ステンレス製タンク・配管のTIG溶接(SUS304・SUS316L、板厚1.5〜6mm)
- 図面読解に基づく罫書き・ガス/プラズマ切断・開先加工・仮組み
- 溶接後の外観検査と寸法検査、UT・RT検査の立会いおよび手直し対応
- 実績の記入例
- 品種別に電流・電圧・溶接速度・積層順をまとめた条件表を作成し、試験片で確認のうえ現場に展開。展開後◯カ月で社内手直し件数が月◯件から◯件に減少しました。
- 仮組み用治具の形状変更を提案し、位置決めの寸法確認を省ける構造に変更。1台あたりの仮組み時間が約◯分短縮され、寸法不良の再手直しも減りました。
- 活かせるスキルの記入例
- TIG溶接(ステンレス・アルミ)/CO2半自動溶接/被覆アーク溶接
- 対応材質:SS400、SUS304、SUS316L、アルミ(A5052等)
- 開先加工(ガス切断・プラズマ切断)、グラインダーによる仕上げ
- 製缶図・組立図の読解、溶接記号の確認、ノギス・スケールでの寸法測定
- 資格の記入例
- JIS溶接技能者 TN-F(ステンレス鋼TIG溶接 基本級、20XX年X月取得)
- JIS溶接技能者 SA-2F(炭素鋼半自動溶接 基本級、20XX年X月取得)