CAE解析の職務経歴書
テンプレート・例文
CAE解析の職務経歴書では、担当した解析種別(構造・熱・流体・振動など)と使用したソルバー、解析対象の製品・部位、設計部門との関わり方をひとまとめに示します。解析を回した実績だけでなく、モデル化の考え方や試験結果との突き合わせ、設計へ返した提案までを書くと、担当範囲の広さが伝わります。
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CAE解析は受け持つ物理現象とソルバーの組み合わせで経験の中身が大きく変わるため、採用側はまず「何を、どのツールで、どこまで判断してきたか」を見ます。依頼どおりに計算を回す立場か、モデル化方針や合否基準の検討まで踏み込む立場かを区別して書くと、入社後に任せられる範囲が伝わります。試験や実測との照合経験、設計・実験部門とのやり取りの進め方も併せて記載してください。
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CAE解析の職務経歴書 書き方のポイント
- 1担当した解析種別(静強度・疲労・非線形・座屈・熱・流体・振動など)と、使用ソルバー、プリポストツールをそれぞれ区別して書く
- 2解析対象の製品・部位・要素数やモデル規模、月あたりの依頼件数を添え、扱ってきた案件の性質と量を示す
- 3試験結果との突き合わせや境界条件の設定根拠など、精度を確保するために自分が判断した内容を書く
CAE解析の職務経歴書を書く手順
1. 勤務先・期間・担当範囲を整理する
勤務先ごとに、在籍期間、事業内容、配属先と、CAE解析として担当した業務を整理します。特に「担当した解析種別(静強度・疲労・非線形・座屈・熱・流体・振動など)と、使用ソルバー、プリポストツールをそれぞれ区別して書く」という点を意識し、自分が担当した範囲を明確にしましょう。
2. 業務での工夫と成果を具体化する
軽量化率や試作回数の削減は、自分が提案した案が採用されたのか、複数部門の検討の結果かを区別し、対象部品と評価期間を添えます。解析だけで開発期間短縮を達成したような書き方は避け、「解析結果をもとに◯案を提示し、設計部門と合意した」のように自分の関与範囲で止めるのが安全です。数値が社外に出せない場合は、扱ったモデル規模、解析種別の幅、標準化した項目、対応した案件数の推移などで表現できます。
3. 職務要約と自己PRにまとめる
職務要約は、経験した職種・業務、経験年数、強みを3〜4文を目安にまとめます。自己PRでは、CAE解析としての強みを1つ選び、具体的な行動・結果・応募先での活かし方につなげます。下の例文を、自分の経験と応募先の仕事内容に合わせて調整してください。
4. 応募先に合わせて確認・出力する
求人票と照らし合わせて、求められる業務に関係する経験が伝わる順に整えます。年月・数値・資格名・誤字を確認し、例文の仮の表記が残っていないか見直します。応募先に指定の書式がある場合はその指定に従ってください。
掲載内容は架空の経歴を使った記入例です。社名・在籍期間・担当業務・実績の数値・資格を、実際の経験に合わせて書き換えてください。経験していない業務や取得していない資格は削除してください。
CAE解析の職務要約 例文
業界と対象製品、担当した解析種別、主に使ったソルバーとプリポストツール、解析依頼の受け方(設計部門から都度依頼か、開発日程に組み込まれた先行評価か)を入れ替えます。要素数やモデルの規模、月あたりの案件数のいずれかを添えると担当量が具体になります。手順書整備や後輩指導など解析以外の役割があれば最後の一文に置きます。
自動車部品メーカーの解析グループで◯年間、シャシー部品とボデー骨格の構造解析を担当してまいりました。ANSYS MechanicalとAbaqusによる静強度・疲労評価を月◯件規模で回し、試験結果と解析値の乖離要因を整理してモデル化条件を見直す作業を継続しております。設計者とは図面確定前の段階から形状案を持ち寄る進め方を取り、解析手順書とテンプレートモデルの整備も担当しております。
CAE解析の自己PR 例文
例文の「形状案を複数作り、比較表にまとめて設計判断に渡した」という行動を、自分が実際に担った場面に置き換えます。精度検証が得意なら試験値との乖離を追い込んだ手順、効率化が強みならスクリプトによる後処理の自動化と適用範囲、連成解析や大規模モデルの経験があればその具体的な扱い方を軸にしてください。最後の一文では、応募先の製品分野で同じ動き方をどう再現するかを書きます。
解析結果を設計者が判断できる形に翻訳することを強みとしています。サスペンションアームの疲労評価では、応力コンターの提示だけで終わらせず、応力集中部の形状変更案を◯案作成して板厚・断面形状ごとの余裕度を比較表にまとめ、設計者との検討会で採否を決められる状態まで持ち込みました。貴社でも解析専任として数値を出すだけでなく、設計判断に使える比較材料の作り方を持ち込み、後戻りの少ない検討を支えたいと考えております。
CAE解析の職務経歴 記入例(担当業務・実績・スキル)
担当した業務の範囲と、工夫・成果が伝わるように自分の経験に置き換えましょう。
- 事業内容・在籍期間
- 自動車Tier1サプライヤー(従業員約◯名)、シャシー・ボデー部品の開発製造。解析グループ◯名体制(20XX年4月 〜 現在)
- 担当業務の記入例
- サスペンション部品・ボデー骨格の構造解析(静強度・疲労・座屈)を月◯件担当
- HyperMeshでのメッシュ作成、ANSYS Mechanical・Abaqusによる線形/非線形解析の実施
- 台上試験・実車試験の計測データと解析値の比較、境界条件と材料特性の見直し
- 解析結果の報告書作成と設計部門への形状変更提案、検討会での説明
- 解析標準手順書とテンプレートモデルの整備、新人メンバー◯名への操作指導
- 実績の記入例
- サスペンションアームの断面形状と板厚配分を◯案比較し、強度・疲労要件を満たしたまま重量を約◯%低減する案を設計部門と合意した
- 試験値と解析値の差が大きかった締結部のモデル化方法を見直し、接触条件と要素分割を標準化して、以降の同種案件で差異を約◯%以内に収めた
- 活かせるスキルの記入例
- 構造解析(静強度・疲労・非線形・座屈)、簡易熱伝導解析
- ANSYS Mechanical/Abaqus/Nastran
- プリポスト処理:HyperMesh/ANSA
- Python・Excelマクロによる入力ファイル生成と後処理の自動化
- 資格の記入例
- 計算力学技術者(固体力学分野)2級(20XX年X月取得)
- 機械設計技術者3級(20XX年X月取得)
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