校正の職務経歴書
テンプレート・例文
校正の職務経歴書では、担当した媒体(書籍・雑誌・Web・広告など)とジャンル、そして素読み・引き合わせ・ファクトチェックといった担当した校正工程を最初に示します。そのうえで月間の処理量、使用した表記基準や校正支援ツール、編集者・著者・デザイナーとのやり取りの進め方を書き添えると、任せられる原稿の種類と量が伝わります。
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校正は成果物が「直っていない箇所がない状態」であるため、業務内容を並べるだけでは判断材料になりにくい職種です。どのジャンルの原稿を、どの工程から引き受け、何を根拠に赤字と鉛筆を使い分けたのかを書くと、採用側は自社の原稿を任せたときの動きを想像できます。担当点数や締切の密度、編集者・著者・デザイナーとの連携の型も併せて示してください。
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校正の職務経歴書 書き方のポイント
- 1担当媒体(書籍・雑誌・Web・広告など)とジャンル(実用・ビジネス・文芸・学術など)を明記し、扱える原稿の幅を示す
- 2担当した工程を素読み・引き合わせ・色校正・責了確認などに分けて書き、月間処理ページ数や同時進行点数を添える
- 3準拠した表記基準(記者ハンドブック・社内表記ルールなど)と校正支援ツールの使用経験、ルール整備に関わった実績を記載する
校正の職務経歴書を書く手順
1. 勤務先・期間・担当範囲を整理する
勤務先ごとに、在籍期間、事業内容、配属先と、校正として担当した業務を整理します。特に「担当媒体(書籍・雑誌・Web・広告など)とジャンル(実用・ビジネス・文芸・学術など)を明記し、扱える原稿の幅を示す」という点を意識し、自分が担当した範囲を明確にしましょう。
2. 業務での工夫と成果を具体化する
正誤表の件数や処理ページ数を書く場合は、集計期間と自分が担当した工程を明記し、他の校正者や編集者との分担も添えます。数値が確認できないときは「初校から責了まで一貫して担当」「表記ルール集の改訂案をまとめ部内で運用開始」「外部校正者◯名分の戻り確認を担当」のように、任された範囲と手順の変化で示すと根拠が保てます。
3. 職務要約と自己PRにまとめる
職務要約は、経験した職種・業務、経験年数、強みを3〜4文を目安にまとめます。自己PRでは、校正としての強みを1つ選び、具体的な行動・結果・応募先での活かし方につなげます。下の例文を、自分の経験と応募先の仕事内容に合わせて調整してください。
4. 応募先に合わせて確認・出力する
求人票と照らし合わせて、求められる業務に関係する経験が伝わる順に整えます。年月・数値・資格名・誤字を確認し、例文の仮の表記が残っていないか見直します。応募先に指定の書式がある場合はその指定に従ってください。
掲載内容は架空の経歴を使った記入例です。社名・在籍期間・担当業務・実績の数値・資格を、実際の経験に合わせて書き換えてください。経験していない業務や取得していない資格は削除してください。
校正の職務要約 例文
媒体とジャンル、担当した工程(初校のみか責了まで含むか)、月間処理ページ数か同時進行点数のいずれか、準拠した表記基準の4点が入っているか確認します。Web媒体が中心ならCMSでの入稿前チェックや公開後修正の対応、広告なら表記規制に関する確認の有無まで触れると担当範囲が伝わります。
実用書・ビジネス書を中心に刊行する出版社の校閲部で、◯年間書籍と雑誌の校正を担当しています。初校から責了までの素読み校正と引き合わせ校正を軸に、固有名詞・数値・引用の典拠確認と社内表記ルールに沿った用字用語の統一までを担い、月間平均◯ページの原稿を処理しています。近年は外部校正者への発注と赤字の最終確認も任され、進行の遅れが出ないよう工程ごとの締切管理も行っています。
校正の自己PR 例文
例文の「典拠と代替案を添えて戻す」という行動を、自分が実際に取っていた確認手順に置き換えます。疑問の出し方、辞書や資料の使い分け、著者の文体を残す判断、締切が重なったときの優先順位づけなど、自分が繰り返してきた一つの型を選び、その結果として相手側のやり取りや原稿の状態がどう変わったかを添えてください。
事実確認の根拠をたどる習慣が強みです。人名・団体名・統計数値は必ず一次資料や発行元の公開資料まで確認し、疑問点は「要確認」ではなく典拠と代替案を添えて鉛筆で戻すようにしたところ、編集者からの差し戻しが減り、判断待ちのやり取りが短くなりました。入社後も担当ジャンルの頻出表記と確認先を整理し、著者の文体を損なわない範囲で正確性を担保する校正を続けたいと考えています。
校正の職務経歴 記入例(担当業務・実績・スキル)
担当した業務の範囲と、工夫・成果が伝わるように自分の経験に置き換えましょう。
- 事業内容・在籍期間
- 年間刊行点数約200点の中堅出版社(実用書・ビジネス書中心)/校閲部(20XX年4月 〜 現在)
- 担当業務の記入例
- 実用書・ビジネス書の初校〜責了までの素読み校正(月間平均◯ページ)
- 引き合わせ校正による著者修正・編集指示の反映確認
- 固有名詞・数値・引用文献のファクトチェックおよび典拠確認
- 社内表記ルールに基づく用字用語・送り仮名の統一と、疑問箇所の鉛筆入れ
- 外部校正者への発注・進捗管理および戻り原稿の最終確認
- 実績の記入例
- 確認項目を工程別に整理したチェックリストを作成し、責了前の見落としを洗い出す手順を定着させた結果、担当書籍の刊行後正誤表の発行件数が年間◯件から◯件に減少
- 部内の表記ルール集を改訂し判断例を追記したことで、校正者ごとに分かれていた赤字基準の問い合わせが減り、編集者への確認回数が減少
- 活かせるスキルの記入例
- 素読み校正・引き合わせ校正・色校正(刷り色・図版位置の確認)
- ファクトチェック(官公庁公開資料・学術論文・書籍奥付などによる典拠確認)
- 記者ハンドブック・共同通信社用字用語集・社内表記ルールに基づく表記統一
- Adobe Acrobatのコメント機能によるPDF校正、Wordの校閲機能、Googleドキュメントでの共同作業
- 資格の記入例
- 校正技能検定 中級(20XX年X月取得)
- 日本エディタースクール 校正コース修了(20XX年X月)