税理士の職務経歴書
テンプレート・例文
税理士の職務経歴書では、担当した税目(法人税・所得税・消費税・相続税など)、顧問先の業種・規模・担当件数、決算申告から税務調査立会までどこまで自分で完結できるかを具体的に書きます。加えて、事業承継や資産税といった専門領域の経験、使用してきた会計・税務ソフトと電子申告の実務対応を並べると、入所後に任せられる範囲が伝わります。
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採用側が最初に見るのは、顧問先を何社持てるか、決算・申告をどこまで一人で回せるかという点です。そのため「担当社数×税目×工程」を早い段階で示し、資産税や事業承継のような専門領域は別項目に切り出すと読み取りやすくなります。所属事務所の規模や部門構成も書き添えると、担当していた案件の性質が伝わります。
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税理士の職務経歴書 書き方のポイント
- 1担当税目と顧問先の業種・規模・件数、主担当かサブ担当かを分けて書き、任せられる範囲を明確にする
- 2月次巡回監査、決算・申告、税務調査立会、相続税申告など、工程のどこまで自分で完結していたかを示す
- 3使用してきた会計・税務ソフトと、e-Tax・eLTAXによる電子申告や帳簿の電子化対応の経験を記載する
税理士の職務経歴書を書く手順
1. 勤務先・期間・担当範囲を整理する
勤務先ごとに、在籍期間、事業内容、配属先と、税理士として担当した業務を整理します。特に「担当税目と顧問先の業種・規模・件数、主担当かサブ担当かを分けて書き、任せられる範囲を明確にする」という点を意識し、自分が担当した範囲を明確にしましょう。
2. 業務での工夫と成果を具体化する
件数や社数は、どの期間の集計か、主担当かサブ担当かを明記します。税負担の増減や節税効果を金額で書く場合は、自分が担当した範囲と前提条件が説明できるものに限り、断定的な表現は避けます。数値が出しにくい場合は、資料回収の手順づくり、申告前レビューの分担、後任への引き継ぎ資料の整備など、業務が回りやすくなった変化を具体的な手順で書けば十分です。
3. 職務要約と自己PRにまとめる
職務要約は、経験した職種・業務、経験年数、強みを3〜4文を目安にまとめます。自己PRでは、税理士としての強みを1つ選び、具体的な行動・結果・応募先での活かし方につなげます。下の例文を、自分の経験と応募先の仕事内容に合わせて調整してください。
4. 応募先に合わせて確認・出力する
求人票と照らし合わせて、求められる業務に関係する経験が伝わる順に整えます。年月・数値・資格名・誤字を確認し、例文の仮の表記が残っていないか見直します。応募先に指定の書式がある場合はその指定に従ってください。
掲載内容は架空の経歴を使った記入例です。社名・在籍期間・担当業務・実績の数値・資格を、実際の経験に合わせて書き換えてください。経験していない業務や取得していない資格は削除してください。
税理士の職務要約 例文
事務所の種別(税理士法人・個人事務所・企業内)、経験年数、主担当の社数と規模帯、担当税目を入れているか確認します。巡回監査の頻度、決算申告の年間件数、税務調査立会の有無は評価が分かれる部分なので、曖昧にせず自分の実態どおりに書きます。資産税中心か法人中心かも、冒頭で分かるようにします。
税理士法人にて◯年間、中小・中堅企業の法人顧問業務を担当し、現在は年商◯億円規模の◯社を主担当としています。月次の巡回監査から決算書作成、法人税・消費税・地方税の申告書作成まで一貫して対応し、税務調査の事前準備と立会も担当しています。顧問先の世代交代に伴う相談が増えたため、株価算定や事業承継に関する検討資料の作成にも継続して携わってきました。
税理士の自己PR 例文
例文の「根拠資料を整理して説明した」という行動を、自分が実際に行った場面に置き換えます。調査立会の経験がなければ、顧問先からの照会に対する回答書の作成、判断に迷う処理を所内で相談・共有した進め方、申告前チェックリストの運用などでも同じ強みを示せます。最後の一文は、応募先の顧客層(法人中心か資産税中心か)に合わせて調整します。
税務調査や顧問先への回答にあたり、根拠資料を整理して説明する進め方を強みとしています。担当先の調査では、指摘が想定される取引について契約書・稟議書・会計処理の対応関係を事前に一覧化し、調査当日は経営者に代わって経緯を説明したうえで、処理の考え方を書面で提出して論点を絞り込みました。貴社でも、顧問先ごとに判断の根拠を残す形で申告・相談対応を行い、担当者が交代しても引き継げる状態を整えたいと考えています。
税理士の職務経歴 記入例(担当業務・実績・スキル)
担当した業務の範囲と、工夫・成果が伝わるように自分の経験に置き換えましょう。
- 事業内容・在籍期間
- 法人顧問先を中心に約◯社を担当する中堅税理士法人(職員◯名、資産税部門併設)(20XX年4月 〜 現在)
- 担当業務の記入例
- 法人顧問業務(主担当◯社、年商◯億〜◯億円の中小・中堅企業/建設業・卸売業・医療法人等)
- 月次巡回監査と試算表の説明、決算書作成、法人税・消費税・地方税の申告書作成
- 税務調査の事前準備(資料整理・想定論点の整理)および立会、調査後の対応書類の作成
- 相続税申告(年間◯件)の財産評価資料の作成、株価算定および事業承継に関する検討資料の作成
- 実績の記入例
- 主担当先◯社の記帳フローをクラウド会計へ移行し、資料回収の手順を月次で固定したことで、月次試算表の提出時期を翌月◯日から◯日へ前倒しした
- 税務調査に◯件立会し、指摘が見込まれる取引の根拠資料を事前に整理して論点別に説明した結果、いずれも調査後の対応方針を顧問先と合意のうえ期限内に完了させた
- 活かせるスキルの記入例
- 法人税・消費税・所得税・相続税・贈与税の申告書作成実務
- 弥生会計・freee・マネーフォワード、達人シリーズによる決算・申告処理
- e-Tax・eLTAXによる電子申告、帳簿書類の電子化に伴う運用整備
- 財産評価・株価算定資料の作成、月次数値をもとにした経営者への説明
- 資格の記入例
- 税理士(20XX年X月登録)
- 日商簿記検定1級(20XX年X月取得)