翻訳の職務経歴書
テンプレート・例文
翻訳の職務経歴書では、言語ペア(英日・日英など)と専門分野、扱った原稿の種類、月間・年間の処理ワード数、使用しているCATツールと翻訳メモリ・用語集の運用範囲を具体的に書きます。訳出だけでなく、チェック(レビュー)、用語統一、クライアントとの申し送りや問い合わせ対応まで、どこまで担当したかを分けて示すと実務の幅が伝わります。
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採用側は「任せられる分野と量」を見ています。分野ごとに扱った文書種別を並べ、1案件あたりの分量と納期、1日または1か月の処理ワード数を添えると、稼働の見積もりがしやすくなります。さらに、訳出のみの案件と、チェック・仕上げまで含む案件を分けて書くと、工程理解の深さが伝わります。
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翻訳の職務経歴書 書き方のポイント
- 1言語ペアと方向(英日・日英)、専門分野(法務・知財・医薬・IT等)、扱った文書種別を明記する
- 2月間・年間の処理ワード数、レビュー件数など翻訳量の規模を単位付きで示す
- 3使用CATツールと、翻訳メモリ(TM)・用語集(TB)・スタイルガイドの運用にどこまで関わったかを書く
翻訳の職務経歴書を書く手順
1. 勤務先・期間・担当範囲を整理する
勤務先ごとに、在籍期間、事業内容、配属先と、翻訳として担当した業務を整理します。特に「言語ペアと方向(英日・日英)、専門分野(法務・知財・医薬・IT等)、扱った文書種別を明記する」という点を意識し、自分が担当した範囲を明確にしましょう。
2. 業務での工夫と成果を具体化する
処理ワード数や修正依頼の減少率は、集計対象の案件範囲と期間(例:直近◯年、担当分野のみ)を添えて書きます。数値が手元にない場合は、扱った文書種別と分量の目安、レビューで多かった指摘の解消方法、指名や継続依頼を受けた事実など、確認できる事柄で表現すれば十分です。守秘義務のある案件はクライアント名を避け、業界と文書種別で示します。
3. 職務要約と自己PRにまとめる
職務要約は、経験した職種・業務、経験年数、強みを3〜4文を目安にまとめます。自己PRでは、翻訳としての強みを1つ選び、具体的な行動・結果・応募先での活かし方につなげます。下の例文を、自分の経験と応募先の仕事内容に合わせて調整してください。
4. 応募先に合わせて確認・出力する
求人票と照らし合わせて、求められる業務に関係する経験が伝わる順に整えます。年月・数値・資格名・誤字を確認し、例文の仮の表記が残っていないか見直します。応募先に指定の書式がある場合はその指定に従ってください。
掲載内容は架空の経歴を使った記入例です。社名・在籍期間・担当業務・実績の数値・資格を、実際の経験に合わせて書き換えてください。経験していない業務や取得していない資格は削除してください。
翻訳の職務要約 例文
言語ペアと方向、主担当分野、文書種別、処理量、使用CATツールの4点が入っているか確認してください。社内翻訳者ならレビューや問い合わせ対応などの兼務範囲、フリーランスなら取引先の種類(翻訳会社経由か直接受注か)と継続案件の有無を加えると、働き方が伝わります。
産業翻訳会社にて◯年間、英日・日英翻訳を担当し、契約書・NDA・利用規約などの法務文書と特許明細書を中心に月間約◯万ワードを訳出してきました。SDL Trados StudioとmemoQで翻訳メモリと用語集を運用し、案件ごとのスタイルガイドに沿って表記と用語を統一しています。直近◯年は社内チェッカーとして外注翻訳者の訳文レビューとフィードバックも兼務しています。
翻訳の自己PR 例文
例文の「用語集を体系化して参照ルールを整えた」部分を、自分が品質のために続けた作業に置き換えます。参考資料や過去訳の照合手順、申し送りの書き方、表記統一のチェックリスト、フィードバックの取り込み方など、担当分野で実際に工夫した一つを選び、行動とその後の変化まで書きます。
分野特有の用語と文体を調べ切ってから訳す進め方が強みで、契約文書では定義語・準拠法・責任範囲の表現を原文の構造に沿って処理し、判断根拠を申し送りに残しています。担当分野の用語集を体系化して翻訳メモリの参照ルールを整えた結果、クライアントからの修正依頼が前年比で約◯%減り、継続受注につながりました。応募先でも、用語と表記の基準づくりから関わり、レビュー工程まで含めて訳文品質を安定させたいと考えています。
翻訳の職務経歴 記入例(担当業務・実績・スキル)
担当した業務の範囲と、工夫・成果が伝わるように自分の経験に置き換えましょう。
- 事業内容・在籍期間
- 法務・知財分野を中心とした産業翻訳会社(登録翻訳者約◯名)の社内翻訳・チェック部門(20XX年4月 〜 現在)
- 担当業務の記入例
- 英日・日英翻訳(契約書、NDA、利用規約、社内規程等の法務文書)月間約◯万ワード
- 特許明細書(機械・電気分野)の翻訳と、クレーム・実施例の表現調整
- 社内チェッカーとして外注翻訳者の訳文レビューとフィードバック(月約◯件)
- 用語集・翻訳メモリの整備、案件別スタイルガイドの更新、申し送り・用語質問の取りまとめ
- 実績の記入例
- 頻出用語を分野別に整理した用語集を作成し、翻訳メモリの参照手順を標準化。担当チームの平均納品リードタイムを約◯%短縮
- レビュー時の指摘を類型化してフィードバック様式を統一し、クライアントからの修正依頼件数を前年比で約◯%削減
- 活かせるスキルの記入例
- 英日・日英翻訳(法務・契約文書、特許明細書、技術マニュアル)
- SDL Trados Studio/memoQ/Memsourceでの実務翻訳とTM・TB運用
- 訳文レビュー、用語統一、スタイルガイド作成
- Microsoft Word・Excel・PowerPoint、Adobe Acrobatでの原稿処理
- 資格の記入例
- JTF(日本翻訳連盟)ほんやく検定 2級(英日)(20XX年X月取得)
- TOEIC ◯点(20XX年X月取得)