保健師の職務経歴書
テンプレート・例文
保健師の職務経歴書では、勤務先の種別(市町村・保健所・企業の健康管理室・学校など)と担当地区や対象集団の規模、担当した保健分野(母子・成人・高齢者・精神保健など)を先に示し、そのうえで健診や保健指導、家庭訪問といった業務の内容と件数を書き分けます。個別支援と集団への保健事業、関係機関との連携という3つの軸で整理すると、保健師としての担当範囲が読み手に伝わります。
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保健師の仕事は、個別の相談・訪問と、集団を対象とした保健事業の両方で成り立っています。書類ではこの二つを分けて並べ、それぞれで自分が企画側だったのか運営・実施側だったのかを明示すると、採用側は任せられる範囲を判断しやすくなります。さらに、担当地区や対象集団の規模、連携していた部署・機関名を添えると、組織の中での立ち位置が伝わります。
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保健師の職務経歴書 書き方のポイント
- 1勤務先の種別(市町村・保健所・企業・学校)と担当地区の人口・世帯数、担当した保健分野を冒頭で示す
- 2乳幼児健診、特定保健指導、健康教室など担当した保健事業ごとに、役割(企画・運営・事後フォロー)と実施回数や参加者数を書き分ける
- 3家庭訪問・電話相談の件数と対象(母子、精神保健、難病、高齢者など)、連携した関係機関を具体的に記載する
保健師の職務経歴書を書く手順
1. 勤務先・期間・担当範囲を整理する
勤務先ごとに、在籍期間、事業内容、配属先と、保健師として担当した業務を整理します。特に「勤務先の種別(市町村・保健所・企業・学校)と担当地区の人口・世帯数、担当した保健分野を冒頭で示す」という点を意識し、自分が担当した範囲を明確にしましょう。
2. 業務での工夫と成果を具体化する
件数や実施率を書くときは、年度単位か月平均か、担当地区分か事業全体分かをそろえ、自分の役割(企画、当日運営、事後フォロー)を添えてください。健康状態の改善そのものを自分の成果として断定せず、参加者数や継続参加、把握できた対象者数など確認できる範囲にとどめます。数値が手元にない場合は、「未受診者への連絡手順を整理し、担当内で共有した」「訪問記録の様式を統一した」のように、実施した手順と共有範囲で表現すれば十分に伝わります。
3. 職務要約と自己PRにまとめる
職務要約は、経験した職種・業務、経験年数、強みを3〜4文を目安にまとめます。自己PRでは、保健師としての強みを1つ選び、具体的な行動・結果・応募先での活かし方につなげます。下の例文を、自分の経験と応募先の仕事内容に合わせて調整してください。
4. 応募先に合わせて確認・出力する
求人票と照らし合わせて、求められる業務に関係する経験が伝わる順に整えます。年月・数値・資格名・誤字を確認し、例文の仮の表記が残っていないか見直します。応募先に指定の書式がある場合はその指定に従ってください。
掲載内容は架空の経歴を使った記入例です。社名・在籍期間・担当業務・実績の数値・資格を、実際の経験に合わせて書き換えてください。経験していない業務や取得していない資格は削除してください。
保健師の職務要約 例文
勤務先の種別(市町村、保健所、企業の健康管理室、学校、健診機関など)と、担当した保健分野を必ず入れてください。市町村なら担当地区の人口・世帯数、企業なら従業員数や事業所数、学校なら担当校数と児童生徒数など、規模を表す単位が勤務先によって変わる点が保健師の要約のポイントです。あわせて、地区担当制か業務分担制かにも触れると担当範囲が明確になります。
人口約◯万人の市保健センターで◯年間、保健師として母子保健と成人保健を担当してまいりました。担当地区約◯千世帯の乳幼児健診の運営と事後フォロー、特定保健指導、精神保健分野の家庭訪問を受け持ち、個別支援と集団への健康教育を並行して進めてきました。健診結果や地区の統計から健康課題を整理し、教室の対象設定や案内方法を見直す形で事業の企画にも携わっております。
保健師の自己PR 例文
例文では「未受診者・未把握者を継続支援につなげた手順づくり」を強みとして挙げています。自分の場合は、特定保健指導の中断者への再アプローチ、精神保健分野の訪問の受け入れづくり、産後の母子の関係機関へのつなぎなど、最も時間をかけた支援場面に置き換えてください。そのうえで、自分が決めた連絡方法や記録の工夫といった行動を具体的に書き、応募先の対象集団でどう活かすかを最後の一文でつなげます。
支援が途切れやすい対象者を継続支援につなげることが強みです。乳幼児健診の未受診者について、台帳での把握だけで終わらせず、電話・文書・訪問の連絡順序と記録様式を整えて担当内で共有し、年間◯件の家庭訪問を通じて未把握のまま年度を越える世帯を減らすことができました。貴センターでも、母子保健と成人保健それぞれの対象者名簿を整理しながら、福祉課や地域包括支援センターと連携した継続支援の仕組みづくりに貢献したいと考えております。
保健師の職務経歴 記入例(担当業務・実績・スキル)
担当した業務の範囲と、工夫・成果が伝わるように自分の経験に置き換えましょう。
- 事業内容・在籍期間
- 人口約◯万人・高齢化率約◯%の市が設置する保健センター(保健師◯名体制)(20XX年4月 〜 現在)
- 担当業務の記入例
- 担当地区(約◯千世帯)の母子保健・成人保健業務全般と地区担当としての相談対応
- 乳幼児健診(3〜4か月児・1歳6か月児・3歳児)の運営、問診・計測補助、事後フォロー対象者の管理(年間◯回)
- 特定保健指導(動機付け支援・積極的支援)の初回面接と継続支援(年間◯件)
- 精神保健・難病・高齢者世帯への家庭訪問および電話相談(月平均◯件)
- 健康教室・介護予防教室の企画運営と啓発資料の作成(年間◯回、参加者延べ◯名)
- 実績の記入例
- 乳幼児健診の未受診者への連絡手順を電話・文書・訪問の順で標準化し、記録様式を統一したことで、年度末時点で状況が未把握の世帯が前年比◯件減少
- 健診データから地区の課題を整理して生活習慣病予防教室の対象と開催時間帯を見直し、初回参加者を前年比◯%増、全◯回の継続参加率◯%を維持
- 活かせるスキルの記入例
- 地区診断・地域アセスメントによる健康課題の整理と保健事業の企画立案
- 健診データや国保データベース(KDB)を用いた対象者の抽出・集計
- 個別支援計画の作成と家庭訪問・電話相談による継続支援、支援記録の管理
- 医療機関・福祉課・子育て世代包括支援センター・地域包括支援センターとの連携調整
- 資格の記入例
- 保健師免許(20XX年3月取得)
- 看護師免許(20XX年3月取得)